2007/06/11 (Mon) 苫小牧行きの電車は…

なんだか障害のある方が私の目の前に座ることが多いでつ。
昨日もそうだったなぁ。
そして今日は視覚に障害のある方。
マッサージ師的な格好をしてます。
ほんとに視覚障害のある方はマッサージ師になるんだなぁ。
おっ。腕時計は音声式か。そんなのもあるんだ。

となりに座ってるおじさんはあかの他人っぽい。
それなのに普通に話して、出口の向きとか手摺りの位置とか教えてあげてる。
親切だなぁ。こんな人ばっかり増えたらいいのに。
そしたら障害のある人も街で暮らしやすくなるのに。


てゆーかとなりのおじさんよりももっとすごいのは障害を持ってる本人だぁょ。
話を盗み聞きしたら、(ごめんなさい笑)自分の障害についてももう受容してるみたいで前向きに考えてた。
『五体満足にこしたことはないけれど、なきゃないで助けて貰いながら生きていけるし、第一それで後ろ向きに生きていくのは寂しいでしょう?』
…授業でも聞けないよ、こんな言葉。
みんな、苦労話が多いもんね。
そんな中でこんなに前向きな話を聞けてよかったよ。
きっとそのおじさんは強い人なんだと思う。
人に『助けて』って言えるのだから。
人に頭下げて『ありがとう』って言えるのだから。

障害のある人がこの人みたいに強く生きていけたらいいなぁ。
そのお手伝いをしたいなぁ。
やっぱり私、福祉をやろう。

福祉マインドが熱く燃え上がった苫小牧行きの電車でしたとさ。